歯の予防General Dentistry
自分は歯が弱いから治療をしてもすぐに悪くなるとか、良いかぶせ物を入れたら虫歯にならないとか思ってはいませんか?
「なぜ虫歯や歯周病になるのか?」をきちんと調べて、お口の中を虫歯や歯周病の原因を作らない状態にすることと、一度治療をした箇所が虫歯の再発を未然に防ぐのが「歯の予防」です。医院内で簡単な唾液検査を行うことにより、その原因が解りますので、気軽にお申し付け下さい。
STEP1-お口の中をチェック
歯の表面や歯肉の状態、唾液などを調べ、歯の病気のなりやすさ(リスク)を確認します。痛みもないので、安心して受けられます。
●唾液をチェック(pHテスト・唾液検査等)
唾液には虫歯のつくった酸を薄めて弱める作用があります。
唾液の少ない/酸を薄める力が弱い/虫歯菌が多いなどの方は要注意です。
●だ液から虫歯菌を検出
どんな菌が多いかを調べます。
STEP2-お口をクリーニング
毎日歯をきれいに磨いているつもりでも、通常のブラッシングだけでは完全に落としきれていない汚れがあります。
医院でお口の隅々までクリーニングしリフレッシュさせるのが「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」です。
毎日、知らず知らずのうちに磨き残してしまった部分や、歯ブラシでは磨くことができない歯周ポケットの内側の歯根部分もキレイに磨き上げて汚れを取り除きます。
歯石を取るような治療ではなく、あくまで心地よい範囲の刺激で行なわれます。
PMTCによって、ご自身のケアでは取れない歯の表面に付着したバイオフィルムの除去にプラスし、タバコのヤニ・茶しぶなどの着色も除去できますし、歯肉炎や歯周病の早期発見や予防も可能です。虫歯の進行を抑制するために、フッ素と抗菌剤の塗布も適宜行っています。
【研磨剤の塗布/歯の研磨/口腔内の洗浄/フッ素塗布】
STEP3-薬剤で除菌する3DS法
お口の虫歯菌・歯周病菌を除菌する新技術が「3DS」です。さくら歯科医院では、患者さんのお口の状態によって3DSをお勧めすることもあります。
STEP4-メンテナンス
健康な歯や、治療して治した状態を保つには、日ごろからフッ素が配合された歯磨き剤を使って丁寧に歯を磨くことが大切です。
そして治療などの必要がなくても定期的に来院していただいて、健診を受けていただくことは早期発見・早期治療にも繋がります。
医院で行う定期健診の間隔は、一般的には「半年ごと」「3ヶ月ごと」「毎月」などですが、患者さんの歯やお口の中の状態によって、患者さんと話し合って決めていきます。
定期健診の際は、細菌の塊である歯石や歯垢を除去するPMTC(クリーニング)なども行っています。
口腔内をトータルに管理することで、歯肉などの歯周組織の健康を維持してまいります。